猫のしつけ:その1

子猫たちは我が家にかなり慣れてきました。
ただ慣れるに従い、部屋の中での追いかけっこに拍車がかかります。
活発な愛ちゃん、おっとり型の夢ちゃん。
おっとり型の夢ちゃんも、遊び心は愛ちゃんには負けていません。
追う方と追われる方の立場を交互に変えて、追いかけっこは続きます。

机の上、テーブルの上にも乗って爆走します。
ペットショップに居た2週間で、人間不信の種も持つ子猫たち。
まずは我々人間との信頼関係が先と思い、きつく叱る事は先回しにしていましたが、
タイミングを逸すると、その後のこの子達にも悪影響を及ぼします。

まずは、安心しきって増長しかねぬ子猫達に、
「部屋には怖い存在が居る」事を覚えさせる事にしました。

先代猫のモカも子供時代、怖がっていたのが、
クイックルワイパーや掃除機の柄です。
猫たちは、これで追いかけられるのが大の苦手。
そしてモーター音も苦手です。

追いかけっこに拍車がかかる中、
部屋にある充電式の掃除機のスイッチを入れて、
追いかけっこの中に加わります。

Photo_11

子猫たちはパニックを起こし、
部屋の隅に隠れ、追いかけっこの狂騒は即座に終了。

ちょっと早いかな、とは思ったものの、
効果は覿面です。
怯えさせる事にも繋がる劇薬ですから、慎重に行っていますが、
体罰を与えずに猫の増長を防ぐ方法として、
先代猫の時代から行っていたしつけの方法です。

そして、怖がった子猫たちへのフォローも忘れずに行います。
2匹同時に抱っこして、敵は去った事を教えます。
固くなった体の力が抜けていくまで、フォローを続けます。

知恵の働く人間の狡さだと思います。
でも、善悪の違いを判らぬ子猫たちに、体で覚えさせる事は、
後々のこの子達の成長に繋がると思っています。

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