突然の来訪者

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頭上を見上げる2匹の猫。
室内に紛れ込んだ5ミリほどの小さな虫を目で追っています。
どうにか捕まえたいようすですが、天井付近にいて手が届きません。

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夢ちゃんはウーハーボックスに乗って接近を試みます。

日頃退屈な室内猫にとって、紛れ込んだ虫は生きたオモチャです。
我が家の娘達にはまだ早いですが、、
いずれは虫を捕らえるようになるはず。

捕まえた虫は当然、口で咥える事になります。
不衛生ですから、飼い主の方によっては虫を咥える猫を
叱ってしまう場合もあるかも知れませんね。

でも昔から我が家では、猫が虫を捕まえたら、沢山褒めてあげて、
ご褒美に好物のクリームやチーズを与えます。
その隙に、虫は処分してしまうようにしています。

思い返すと、学生時代に外飼いしていた先々代のミーちゃん親子は、
外で虫を咥えてきては私に見せてくれました。
自分の獲物を見て欲しくて、褒めて欲しくて持ってきました。

室内飼いしていた先代猫のモカの場合は、
家に紛れ込んできたゴキブリを、執念で二晩かけて仕留めて持ってきました。

「ふぅうわぉう」

口にゴキブリを咥えているので、ちゃんと鳴けずに、
でも、得意げな顔で私達の前に見せに来ました。

当時、妻は絶叫して驚きましたが、私は妻に言って聞かせて、
二人で獲物を褒めてあげて、モカの好物のチーズと交換。

猫に限らず、人間だって自分の獲物は他人に見て欲しい物です。
釣り好きな私も会心の魚を釣った際には、やはり人に見て欲しいのですから。

猫が飼い主に獲物を見せるのは、
飼い主を信頼していて、飼い主を好きだからなんでしょう。
大好きな飼い主に称えて欲しい、褒めて欲しい気持ちで持って来るのですから、
その気持ちを裏切るわけにはいきません。

しかし愛猫の口元でワサワサ動くゴキブリは見たくない光景ですし、
衛生上も猫には良くない話。
ゴキブリや虫が室内に入ってこないように、
日ごろから気をつけるのが一番なんですけれどね。

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夢ちゃんは再びコピー機に乗って虫を追います。

さて、この子達にはまだ難しかったのか、
その後虫はどこかへ去りました。

ちょっと猫には危険ですが、
またラジコンヘリを飛ばして遊んであげようかな。

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