一昨日から関東は梅雨入りで、雨が続きます。
5月の梅雨入りなんてあまり聞いた事ないですが、
早すぎる梅雨入りって、なんだかカラ梅雨になるような気もします。

でも、もうすぐ6月。
夏が近づいてきます。
節電が叫ばれています。

去年の猛暑で、サイベリアンの我が娘達はエアコン無しは無理とわかったので、
エアコンは稼働させなければなりません。
その分、他の面で節電しましょうか？

猫の居る部屋のエアコンは回して、私の仕事部屋は扇風機。
短パンにタンクトップのウルトラクールビズで過ごすつもりです（笑）

それと室内照明もLEDランプ。
従来は高価かつ、どうしても暗い印象があったLEDですが、
最近は明るくて手頃な価格になってきました。

リビングには、天窓付き勾配天井の立ち上がりに付けた、
ブラケットタイプの照明を付けています。
100W白熱球を2個装着する物×2台。

合計400Wの消費電力ですが、ここ数年はボールタイプのインバータ式蛍光灯に変えています。
これも十分節電タイプですが、約20W×4で80W。
これをLEDに換えました。

ペット用品でおなじみのIRISオーヤマさんが出してるLEDボール型電球を購入。
http://www.irisohyama.co.jp/led/ldg9.html

1個約9W×4で36W。
かなりの節電です。

9WのLEDの明るさは、100W相当の蛍光灯に近くて、思ったよりも良い感じです。

インバータ式の高周波であっても、内実は点滅を繰り返すのが蛍光灯です。
どうしても蛍光灯はぎらつきますが、比べてLEDは目に優しい感じがします。
猫たちも、蛍光灯ランプよりも、どうもLEDランプの方が落ち着くようです。

 

話が変わり、最近個人的に？に思う事があります。
それは、節電の呼びかけにかこつけての便乗節電みたいなのが流行ってる事。

電気が足りはじめた4月以降、かなりの余剰電力のある夜間でも、
街灯やエレベーター、エスカレーターの休止が目立ちます。

防犯上必要な明るさに基づいて設置されている街灯を間引いたり休止すれば、
それだけ犯罪抑止効果が下がります。
痴漢や強盗、ひったくりなどが増えるわけです。

そして足腰の弱いお年寄りや、病気や怪我をしている人に長い階段は厳しい場合もあって、
エレベーターやエスカレーターがないと困る状況も出てきています。

夜が暗かったり、階段も辛ければ、結果として外出を避ける傾向となって、
消費がさらに滞る事となります。
電気代を多少節約出来たとしても、売上げ低減の影響の方が大きいと思うのです。

しかし節電が強迫観念のようになっている世相では、
夜間に煌々と明かりを点けたり、エスカレーターをガンガン回していると
「この時勢に無駄な電気を使うな！」
などと、電力事情をわかってない人からのクレーム攻撃があるかも知れませんから、
お役所も企業も萎縮して、過剰な節電で事なきを得ようとしているのかも知れません。

しかし基本的に、夕方のラッシュが終わり、
朝のラッシュが始まるまでの夜間早朝は、電気は十分足りるはずです。
闇雲に節電に走るよりも、電気の足りている時間帯は必要分はしっかりと使って、
安全は確保すべきだと思っています。

そして夏の一番の電力消費はエアコンがフル稼働する午後1時から3時ぐらい。
ここを乗り切れば、電力不足はどうにかなるといえます。

会社で強制的にシエスタ（お昼寝時間)を取って、エアコンを止めちゃうとか。

もしくは東南アジア諸国のように、夏場は夜間の外出やショッピングを奨励し、
エアコンレスでもすごしやすい夜型社会にシフトした方が、電力消費を大幅節減できるはず。

全面的な節電よりも、要所要所のピンポイント節電をする知恵が
今の社会には必要なんじゃないんでしょうか。

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