秋の夜

台風が近づくごとに、
秋の気配が濃くなっていきます。

長く続いた今年の猛暑の記憶も薄れつつあるな、
と思っていたら、近所のドラッグストアにはゴホゴホと
咳をしている人が沢山集っていました。

いつのまにか10月も、もう末です。
これから徐々に寒い日が増え、
冷え込みに身を引き締める動作を、体が思い出すようになります。

人間の体はそうやって冬に備えていくのですが、
冷暖房完備な都市生活をしていると、体の順応は遅れます。
そして同じ環境でも、体の小さな生き物たちのほうが、
季節の推移には敏感です。

小学校3年生の時に、なぜか教室に小泉八雲の本が置いてありました。
その頃に読んだきり、もう何十年も前なので曖昧ですが、
秋の鈴虫を綴ったエッセイのような物があったと記憶しています。

Suzumusi

気温の低下とともに、我が家の鈴虫も鳴き声を止め、
一匹、一匹と動かなくなり、一昨日、生き残っていたメス2匹も
動きを止めました。

夜になると当たり前のように聞こえていた、
涼しい鳴き声が止まっていた事に気づいた時、
秋の訪れを実感し、寂しさを感じます。

鈴虫のオスはメスの気を引くために、一生懸命羽根を動かし、
美しい音色を奏でます。
そして思いを遂げ、交尾を終えたオスは急激に体力を失い、
燃え尽きていきます。
メスも何度か卵を産んだ後、短い生涯を終えます。

今、飼育ケースには、そうやって彼らが残した子孫、
卵が沢山埋まっています。
そのまま冬を越え、春を過ぎ、来年の夏には孵化して、
新たな鳴き声を聞かせてくれるはず。
気の早い話ですが、来年の夏が待ち遠しい、そんな秋の夜です。

Mako1

妻が撮ったマコちゃん写真。
キャットタワーを気に入ってます。

妻には少しずつなついてきていますが、暴力的なのは変わらず。
そろそろ、しつけも始めないといけないと思い始めています。

Mako2

でも、とても表情が豊かな子です。

女子組といると、正直な気持ち、少しホッとします。
私たちのベッドが羽根を伸ばす場所。

Yume1

自己主張がはっきりしてきた夢ちゃん。
姉妹喧嘩は少し落ち着いてきたものの、
仲直りまではいってない様子です。

Ai1

愛ちゃんの日課のふみふみです。
もう3年以上毎日、胸元でふみふみします。

Ai2_2

去年から、
もみふみマットが大のお気に入り。
1日で、一番無防備な顔をする瞬間です。

Ai3

まっすぐな眼差し。
そういえば、愛ちゃんも来たばかりの頃は問題児でしたっけ。

今の我が家の問題児たちも、
いずれ良い子になってくれるはずです。

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