なんて歌ではないですが、猫の肉球指圧って
一度味わうと病みつきです。
でも、猫ってなかなか背中の上で足踏みしてくれません。
写真は妻の背中をふみふみする愛ちゃんです。
昨夜、愛ちゃんが床の上で遊んで欲しそうな顔をしていたので、
お話ししながら遊んだり撫でていたら、
愛ちゃん、妻の寝るベッドへ。
私と妻の間でゴロゴロ甘えて、その後妻の背中でふみふみです。
そしてその後、熟睡してしまいました。
何の事はない、単なる猫の甘え姿といえばそうです。
でも、私達には感慨深いものがあります。
左下はペットショップにいた頃の愛ちゃん、
右は我が家に来て10日ぐらいの写真。
わずか数ヶ月で大きく成長しましたが、目つきも変わりました。
愛ちゃんは、名前の通り愛情を糧に心が育つ子で、
人間以上に敏感で繊細な心の持ち主です。
来たばかりの頃は、やや粗暴で言う事を聞かない子でした。
親から離されてペットショップに居た間、
心を閉ざしてしまった事が伺えました。
鈍感な子や強い子もいますが、
賢く繊細な子ほど陥りがちな防御本能。
その閉じた心を少しずつ開く毎日。
猫も心ある生き物である事を認めない人には、
最初の頃の愛ちゃんのような子と暮らしても楽しいかどうか。
あまり自分になつかずに、可愛くない猫と思われかねません。
ペットショップのデメリットは、血統の信頼性や両親の姿がわからない
だけでなく、猫の繊細な心にも少なからぬ影響を与えている点でしょう。
さてここの所、このブログがYahooなどで検索上位に来てしまったせいか、
サイベリアンの入手方法を求めて来られる方も多くなりました。
私見ですが、素直で性格の良い子が欲しいのなら、
親元でずっと暮らしてきた子、ブリーダーさんからの
直接の譲り受けをお勧めしたいです。
いえ、ペットショップの子が問題だとは言いません。
夢ちゃんはのびのびと育ち、
愛ちゃんも、とても素直で性格の良い子になりました。
「貰われてきた子」から少しずつ、
「家族」となっていく毎日が楽しみでなりません。
でも、それなりの苦労はありますし、
そういう苦労のリスクを低くしたいのなら、
ブリーダーさんの方が良いのではないか、
と思っています。