夏の夜向けに本を注文

今日はあまり猫とは関係ない話。(猫写真もありません。)

夏休みを前に、本や漫画を注文しました。
夜、リラックスして読みたいと思いつつも、自分の事ですから的外れの本も(笑)
旧盆前には届く予定ですが、ちょっと楽しみ。


まずは軽い怪談本。
先に言っておきますが、自分は心霊話とか超恐がりです。
で、恐がりなんですが、多少霊感があるようです。

深く考えないようにしていますが、子供の頃から不思議な体験をしています。
親戚からは、嫌々ながらもスピリチュアルまがいな事を頼まれてしまいます。
(でも誤解されたら困るので、これ以上は割愛します。)

「私が遭遇した都会(まち)の幽霊」
山田 正弘 (著)

昭和40年代の初期ウルトラシリーズの脚本を担当されていた著者の、
ウルトラシリーズの裏話や、都会に潜む怪異歎。
怪談というよりも、エッセイ的な読み物でもあったような気がします。

「気がします」というのは、もう15年も前に駅の売店で、
一回買って読んだだけなので、記憶が曖昧なのです。
当時つきあい始めた頃の妻に貸したら、そのままどこかへ行ってしまいました。

既に絶版ですが、もう一度読みたくなって古本を注文しました。
夏の夜に読む本としては、恐がりな方でも読める秀作(だったと思います)。

ただ、一つ気になるのが、作中にちょっとだけ出てくる「自殺した少年の話」。
知っている方ならすぐわかる話ですが、その自殺した少年のご両親は比較的有名な方。
(学生時代、図書関係で縁あってご自宅にお伺いした事もあります。)
その少年関係の本は中学高校の図書室にも置いてある事が多く、確かTVドラマ化もされています。

その為、本編はリアリティを持って読める事となりますが、
ご両親の気持ちを逆なでするかも知れない内容です。
たとえ胡散臭い形であっても、その少年の話は不要だったと思います。

ただ、この点を除いたら、
大人がリラックスして読める本だったと思います(15年前の記憶ですけど)。


「猫ビタミン」
杉山亮子 (著)

少年画報社から出している「ねこぱんち」のコミックス。
全然関係ない話ですが、少年画報社って「少年キング」を出していた雑誌社です。
先輩方世代の五十代以上の方なら「ワイルドセブン」、四十代の方なら「銀河鉄道999」「湘南爆走族」。
昭和の時代にヒットを飛ばしていた、やや男臭い少年漫画誌です。

で、コンビニ本としてよく見かける「ねこぱんち」。
以前から妻が良く買ってくるのですが、
杉山亮子さんのほのぼのした感じが好きです。
我が家に来たばかりの頃の、キュートな夢ちゃんに似た顔の猫がよく出てきます。

余談ですが、「ねこぱんち」が成功して、
コンビニには今、追随した猫マンガ誌が幾つも置かれていますが、
「ねこぱんち」が今の所、良い作家さんを押さえている感じです。

実は、猫や動物を描けるマンガ家さんって、
思いの外少ないのです。
初期の「ねこぱんち」もそうだったと思いますが、
追随誌の方には、今もかなり苦労しているのが見受けられます。

ただ、猫マンガはニッチな市場ですから、
行く先が不安です。
過去、趣味系・専門系マンガ誌はパイオニアが市場を開拓し、
追随誌が粗製濫造してクォリティを下げ、
消費者が飽きてしまう歴史を繰り返してきています。

良い作家さん達が沢山出てきて欲しいですし、
作家さん達が食べていけるぐらいは、
人気が続いて欲しいです。

さらに無駄話ですが、近所の知人にアニメ監督をやってた方がいます。
世界名作劇場も手がけた方ですが、「アニメーターにも動物が描ける奴がいない」と嘆いてらっしゃいました。
今のアニメーターは、可愛い女子やメカ、ロボットは得意でも、他がダメという事らしいです。
アニメ業界の薄給ぶりは今も変わらないようなので、やむを得ない話な気もします。


アタゴオル玉手箱 (1)
ますむらひろし (著)

三十数年前の子供時代、ますむらひろしさんの漫画が結構好きでした。
擬人化した猫と人間が同居する「アタゴオル」という土地の絵本的なストーリー。
(擬人化猫と言えば、当時は大島弓子さんの「綿の国星」が人気があったと思いますが、
ガキだった自分はほとんど読んでません。)
三十数年ぶりに触れるアタゴオル世界、記憶が曖昧で忘れている事も多いですが、
ちょっと楽しみです。


ゴー!ゴー!!バカ画像MAX えいと
KKベストセラーズ

http://www.kk-bestsellers.com/magazine/mook/index82.htm

ガキですみません。
でもバカ画像の「猫写真」、笑えたり、かわゆすぎるのが多いのです。
最近のバカ画像本はネタ不足気味ですが、今回はどんな猫が出てくるでしょうか。
(コンビニに置いてある事も多いので、興味あれば手にとって見てください。)


お盆休みを前に、これから数日忙しくなります。
猫と遊べる時間も取れないかも知れません。

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