大潮

明日から大潮です。
被災地の浸水が増える事が懸念されます。

大潮とは、主に月の引力によって引き起こされる潮汐の差が最大値となる日で、
満月や新月によって14~15日おきに起きる自然現象です。
(釣り師は誰もが知ってる基礎知識です。)

大体、1回の大潮は3~4日続きます。
また、気象庁と海上保安庁では大潮の定義が若干違います。

ただ、ぶっちゃけて言えば、大潮の日=満月や新月と考えて差し支えなく、
猫の行動や地震にも影響があると言われています
(これは1年近く前に書いたエントリにも詳しく書いています。)
http://siberians.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-1645.html

大潮に起きる満潮、というか潮汐そのものは、誤解を恐れずに言えば、
ものすごく周期の長い、ゆったりとした津波といえるのではないかと思います。
水という流体の特性上、入り江のように徐々に狭まっていく場所は潮の干満の差が大きく、
大潮時には潮位が非常に高くなる事が多いのです。
これは津波の高さでも同じ事が言え、リアス式海岸で入り江になっている場所ほど、
津波が遠く陸まで入り込んでいる事でも伺えます。
今回の津波被害が大きい場所ほど、大潮で潮位が高くなるはずですので、少し心配です。

しかし、このような入り江に住む方の多くが漁業関係者と思いますので、
潮汐による潮位変動はよほど詳しいだろうというのが救いです。

ただ、近いうちに震源地の沖合で大きな余震が起きるとも懸念されている現状、
大潮時には海に近寄らない方が賢明です。
大潮での津波は被害が大きくなりますし、先月の津波で建物が流されて無くなった場所では、
それだけ津波の勢いが保たれたまま押し寄せてくる懸念もあります。

原発の問題と同じく、地震や津波への警戒も長期で考えるべきな状況です。
不安が続く毎日ですが、でも人間の適応力はものすごい物があります。

備えをしっかりとして、その時に取るべき行動を今から考えておく。
これだけでストレスは相当減りますし、万が一の際にもパニックを防げます。

近いうちに、自分流の備えや、
猫の避難について書いてみようかな、と考えています。

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