今日はブログからちょっと離れていた間のアクセスログを見てました。
全然書いてなかったのに、思ったよりもアクセスが多くて、
サイベリアンという猫に対する世間の興味は、以前より高くなってるんでしょうか。
ログではほとんどの方が、サイベリアンの情報を求めて来た初見の方。
(こういう方は皆、ランキングにクリックはしてくれません 笑)
仕事柄、ログを見てどういう目的で来たのかは何となくわかります。
ウチのブログに限った事ではありませんが、大体、こういう感じでしょうか。
- サイベリアンがどういう猫か知りたい
- サイベリアンを売ってる所を知りたい
- サイベリアンの画像が欲しい
- とにかく猫画像を漁っている
- ランキングからたまたま来た
- 定期巡回してくれる方
ウチの場合、1に近いほどアクセス数が多く、
如何に定期で来てくれる方が少ないかを
物語っております。
(文章がつまんないのだから仕方ないですけど)
で、3と4についての考察。
ウチみたいに大きめの写真をベタベタと一度に何枚も貼ってるブログの宿命ですが、
写真目的で文章は一切見ない人が全ページを漁っていきます。
イラストレーターさんが、仕事で描くのに参考に使うのかなぁ、と想像していますが、
もっと可愛い猫ちゃん達が、サイベリアンランキングにエントリしてる他のブログにいろいろいますよ~
と誘導しておきたいです。
ウチの子達は、スタンダードからちょっと離れてる、そんな気がしますし。
1と2については、検索キーワードで来るのですぐにわかります。
全ページじっくりと読んで行く方もいて、本音ではかなり恥ずかしいです。
読み返すと、親バカ自己満足の勢いで書いちゃってるのも多いので。
でもサイベリアンってつくづく、
知る人ぞ知る隠れた人気猫なのだなあと思います。
12年も前、「日本と世界の猫カタログ’99」に、既にサイベリアンは紹介されていて
「ネコ界で大ブレークの予感」
「メインクーンを超える日も近い?」
とあります。
でも12年後の今もブレイクしていないのは、供給が少ないから、
いえ、供給がしっかり管理されているからだと思います。
ここからまた、誰もが知ってそうな蘊蓄ですが、
同じシベリアの名を冠するワンコ、シベリアンハスキーのブームをまだ覚えている方もいると思います。
ちょうど世はバブルの頃。
「どうぶつのお医者さん」という漫画をきっかけに、大ブームが起きました。
上野公園には、ハスキー犬を何頭も連れて歩くのが一種のステイタスになっていたような、
そんな印象さえ有りました。
しかしそのブームは、ハスキー犬には受難だったようです。
以下、当時読んだ新聞の記憶から。
- マイナー犬種だったのが、いきなりのブームで需要が供給を大きく上回った
- ペットショップでの販売価格が高騰し、欲に目がくらんだ生産者が多数参入した
- 母犬が足りないので、母体のダメージを無視して無理な繁殖をする生産者が現れた(日本でのペットミルの走り)
- 親犬が足りず、一方の親を似た犬種で肩代わりさせる似非シベリアンハスキーが出回った
- 海外からも相当数の、出自の怪しいハスキー犬が輸入されてきた
- 愛好家団体に「ウチの子が本当にシベリアンハスキーなのか鑑定しろ」という無茶な依頼が舞い込んだ
そしてブームの終焉は、バブル景気崩壊とともにやってきたと記憶しています。
当時自分も、身勝手な飼い主さんに飼われていたハスキーを見ています。
友人の家に行く途中の路地に、終日鎖に繋がれたハスキー。
周りは糞だらけ。
ドッグフードも半分腐って異臭を放っていました。
通りがかる度に、私の胸や肩に両前脚を乗せて、
「遊んで」と言いたげな顔をしていたのが見ていられなかった。
飼い主さんは、おそらく興味を無くしてしまったのでしょう。
散歩も連れて行かず、給餌も適当。
でも玄関前には保健所の登録ステッカーが更新されてあったので、この子はまだ良かったのかも知れません。
オモチャを捨てるように、処分依頼された犬の話を相当聞いていましたから。
こういう話は、その後も別の犬種でも沢山聞きました。
生き物の浮ついたブームは、その生き物にとっては不幸となる現実。
ここ数年は、猫ブームによる人気猫種でもそんなお話を聞きます。
ブームを起こさない勇気。
それが、その猫種を愛する人達に求められている、
そんな気がしないでもありませんし、サイベリアンではそれがうまく行っている、
そのように思えます。
手軽に手に入らない分、その猫への愛情は高まると思います。
出来れば、信頼できるキャッテリーさんからお譲りいただくのが一番と思います。
その方が、ゴージャスかつ、隠れた人気猫と暮らす満足感に浸れると思います。
こんにちは。宮城はここ最近気温が上がって来ました。うちのみるくはどんどんスリム化してます。
私も悲惨な状況で暮らしていたハスキーをま身近で見た事あります。昔暮らしていた静岡県の清水区。お隣のお店の庭で囲いに入れられて太郎丸さんのブログと同じような飼い方。その後その子達はどこかに行ってしまいました。うちのみるくの親たちも人間の身勝手で捨てられた子達です。この仔は今しか知らないですからね。大切にしたいと思ってます。
みっチャンさん、こんにちは。
やはり可愛そうなペットは記憶に残ってしまいますよね。
みるくちゃんのご両親も捨て猫だったのですか...
先代のモカも捨て猫でした。
みるくちゃんも夏仕様に移行してるんですね。
先日から神奈川もかなり暑いです。
我が家は室内はウルトラクールビズ(短パンTシャツ)ですが、
猫たちは少し辛そうです。
真夏は発電機でエアコン回そうかしら....