先日のエントリーでも少し触れましたが、実は我が家では少しずつ、
避妊・去勢計画を進めていました。
去年は書くタイミングを逸していましたが、
既に夢ちゃん
この2にゃんは、手術を完了しておりました。
猫たちの生殖能力を奪いたくない、そういう私たちの気持ちにも
タイムリミットは存在していて、その期限が訪れていたのも
先日書いた通りです。
タイムリミットは存在していて、その期限が訪れていたのも
先日書いた通りです。
日ごろ独立行動を好む猫の習性的に、生殖時にのみ異性に自身の居場所を知らせる事、
スプレー行動は、室内で飼う際に悩みの種となります。
スプレー行動は、室内で飼う際に悩みの種となります。
家具類や電気製品、さらには布団や衣類まで。
猫の強烈な尿臭は、家にも染みついたと思います。
猫の強烈な尿臭は、家にも染みついたと思います。
私たちは頻繁に家具を捨て、大きめの洗濯機を買い、コインランドリーを往復。
そうやって5年近くが経過しました。
いつか書くと思いますが、それなりの私の考えや思い、経験でそうしていたのです。
それにつきあってくれる妻には、本当に感謝しかありませんが、
そろそろ、そういう私の我儘もおしまいの時期でした。
そろそろ、そういう私の我儘もおしまいの時期でした。
手術後、夢ちゃんはほとんど変わらず。
サカリの行動をしなくなった以外は、いつもの夢ちゃんです。
サカリの行動をしなくなった以外は、いつもの夢ちゃんです。
しか~し、
マコちゃんの方は大きく変わりました。
手術内容は、普通によくやる「睾丸摘出手術」、ちょっと下品な言い方をすれば「玉抜き」です。
マコちゃんの方は大きく変わりました。
手術内容は、普通によくやる「睾丸摘出手術」、ちょっと下品な言い方をすれば「玉抜き」です。
人間の自分にあてはめてみれば、玉を抜かれるなんて身の毛もよだつ出来事です。
男のアイデンティティを失うなら、死んだ方がマシ、と思ってしまうくらい。
いや、抜かれたら新宿2丁目で第二の人生、という冗談さえ言いたくない。
男のアイデンティティを失うなら、死んだ方がマシ、と思ってしまうくらい。
いや、抜かれたら新宿2丁目で第二の人生、という冗談さえ言いたくない。
閑話休題。
ちょっとだけ自分出ししてしまいますと、学生自分の時代はこんなヤツでした。
(年月の経過で今は全く別人の風体なので、自分バレはしないと思いますです。)
当時生まれたばかりの姪っ子と映ってます。(その姪っ子も今は人妻でお母さん。)
(年月の経過で今は全く別人の風体なので、自分バレはしないと思いますです。)
当時生まれたばかりの姪っ子と映ってます。(その姪っ子も今は人妻でお母さん。)
大学1年時の自分は通学で都営新宿線を使用、途中新宿3丁目や2丁目を歩く時もあって、
そういう時に危険な目に遭った事もございました。
そういう時に危険な目に遭った事もございました。
いきなり中年リーマンに襲われそうになったり、
腐女子が喜びそうな白人金髪男性に電車で痴漢されたり。
腐女子が喜びそうな白人金髪男性に電車で痴漢されたり。
かと思えば109前で、少し怪しい事務所にスカウトされそうになったり。
全くのノンケなのですが、結構誤解される事もしばしばでした。
で、過去の経験から、そういうオネエ系ややおいへの拒否反応が強くて、
「オレは男だぁ!」というアイデンティティが強烈に内蔵されております。
(もしジャ○ーズに入っていたら、多分某社長の夜這いに逆切れして
暴力沙汰を起こしたかも、と良く妻と馬鹿話してました。)
暴力沙汰を起こしたかも、と良く妻と馬鹿話してました。)
で本題に戻りますが、サイベリアンのマコちゃんも、
強烈にオスのアイデンティティのある子でした。
人に対する警戒心が強く、時として狂暴になるのは、我が家に来るまでの育成環境に加えて、
オスの本能が強く作用している、それは前からわかっていて、
特に人間の雄である私には拒絶傾向が強かったのです。
強烈にオスのアイデンティティのある子でした。
人に対する警戒心が強く、時として狂暴になるのは、我が家に来るまでの育成環境に加えて、
オスの本能が強く作用している、それは前からわかっていて、
特に人間の雄である私には拒絶傾向が強かったのです。
「男なんかに触られたくねー!!」
って感じなのかも知れません。
(それは自分でも良く判る心情でございます。 )
(それは自分でも良く判る心情でございます。 )
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しかし、です。
玉抜き後のマコちゃん、こんな感じに変貌しました。
玉抜き後のマコちゃん、こんな感じに変貌しました。
すりーっ。
今まで、体を触らせず、接触も激しく嫌ってたマコちゃんが、
私の膝にスリスリします。
私の膝にスリスリします。
目つきもなんか少し、穏やかになったと言うか、
人間男性でもアッチ系の顔特有のトロンとした目つきを彷彿させるような、
なんかギラギラ感が全くない顔つきになってしまいました。
人間男性でもアッチ系の顔特有のトロンとした目つきを彷彿させるような、
なんかギラギラ感が全くない顔つきになってしまいました。
つぶらな瞳。
マコちゃん、玉抜き後は「おネエ」になったような、そんな感じです。
あれだけ嫌ってたお風呂も、激しく抵抗はしなくなり、噛まれる事もなくなりました。
夢ちゃんにいじめられるので、まだヒッキーは治っていませんが、
でも私たち人間にはすごく甘えるようになって、なんていうか第二の猫生を楽しんでるようです。
その変貌ぶりに、私たちは愛着を持って「マコ姐さんだね」などと言う事も。
当ブログには時々、「サイベリアン 狂暴」という検索キーワードで来る方が
いらっしゃいますが、もしオスのサイベリアンをお飼いの方で、
かつてのマコちゃん同様の悩みをお持ちなら、玉抜きで改善される可能性は低くない、
と思う次第です。
いらっしゃいますが、もしオスのサイベリアンをお飼いの方で、
かつてのマコちゃん同様の悩みをお持ちなら、玉抜きで改善される可能性は低くない、
と思う次第です。
おまけで、避妊手術後も変わらぬ夢ちゃんの写真もアップしておきます。